豚肉のフルーティ生姜焼き~絶望と失意を沿えて~
今回は「作り置き出来るレシピ」ということで、
「豚肉のフルーティ生姜焼き」を二人前作って、
今すぐ食べる+一人前ぶんは保存してみましょう。
【材料】
・なんか本に載ってた「豚肉のフルーティ生姜焼き(三~四人前)」の
レシピを参考に、二人前ぶんの材料
・豚肉は冷凍されたもの
・自炊に慣れていない成人男性を1名
※空腹であり、作ってすぐ食べたい状態がベストです。
【作り方】
1.「みりん無いじゃん…」と独りごちます。
2.作った後保存する密閉容器が見つからず、空を仰ぎます。
3.肉の解凍には時間をかけることを知って、絶望します。
4.レンジの「生解凍」とかいうメニューに賭けてみます。
やりすぎが怖いので、様子を見ながらにしましょう。
5.解凍を待っている間に、しょうゆ、砂糖、酒、片栗粉、おろししょうがを
混ぜたものに、おろしたキウィをいれます。
6.キウィをおろすのがめんどうなので、くだものナイフで
適当にぐりぐりします。
★ワンポイント★まわりが見えなくなるほどキウィに集中しましょう。
7.どう見てもすっかり火が通った豚肉をレンジから取り出します。
8.二度と生肉には戻らない現実を直視し、
失意と共にさっきの材料と和え、下味()を付けます。
9.二人前だし、小さ目のフライパンに、油をひきます。
10.適当に焼いていた所「肉が重ならないように焼きます」と書いてあり、
フライパンのサイズが失敗だったことに気付きます。
11.どう考えても焼いてるというより揚げてる音がしてきます。
ここで、作ってるのは二人前なのに、本に書いてある
三~四人前ぶんの油を入れたことに気付きます。
12.無理矢理広げてチマチマやっているうちに、最初に焼き始めたのが
焦げてくるので、諦めて残りをぶち込みます。
13.適当に炒めたら完成!
味はね、慣れない自炊味がしました。いや、おいしかったのはおいしかった。
残りは容器なしでラップにくるんで保存し、翌日レンジにかけてから
「うわっ開けにくい!開けにくい!」ってなりました。